【紛らわしい語句シリーズ】炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの違い
理科の授業でよく出てくる「炭酸水素ナトリウム」と「炭酸ナトリウム」。名前が似ているので、混同しやすい語句の代表です。
まず「炭酸水素ナトリウム(NaHCO₃)」は、重曹としても知られ、料理や掃除に使われる身近な物質。弱アルカリ性で、加熱すると二酸化炭素を出します。
一方「炭酸ナトリウム(Na₂CO₃)」は、洗剤などに使われる強いアルカリ性の物質。水に溶かすとpHが高く、手につくとヌルヌルすることも。
同じ「炭酸ナトリウム系」でも性質は大きく異なるので、テストでは要注意!化学式と性質をセットで覚えておくのがポイントです。